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ブサメンオヤジの童貞喪失物語(後編)

とぅーす!

三代目ストナンの【鬼】こと、ふりーまんです!

今日は、ブサメンオヤジの童貞喪失物語(後編)である。
なお、前編はこちら

 

大学には入ったけれど……

 

振り込まれたばかりの奨学金を握りしめ、大学入学後、速攻で駆け込んだファッションヘルス。

そこで、生まれて初めて女体(しかもかなり好みのタイプ)を味わった自分だが、挿入未経験という意味ではまだ「童貞」だった。

次の課題は「完全な脱童貞」である。

だが、普通に彼女ができれば、わざわざ風俗で脱童貞を図る必要はないわけだし、そっち方面の活動を怠っていたわけではない。

さて、一般的な大学生にとって、女子との接点のうち、ウェイトが高いのが「サークル」である。

テニスサークルやガチなイベントサークルにはとても入る勇気がなかった自分は、文科系のインカレサークル(※)を選んだ。

(※インターカレッジサークルの略で、他大学の学生と交流できるサークルのこと。といっても、男は自分と同じ大学の連中ばかりで、女子だけ、近隣の女子大生、という構成だった。)

このサークルは陰キャな自分にも居心地が良く、サークルの仲間とは頻繁に飲み歩いたりして、それなりに大学生活を謳歌してはいた。

(自分は非モテ・陰キャではあったが酒は好きで、飲めば多少は陽気になるので、幸いこのサークルでは陽キャ気味な先輩方にも可愛がられた。)

だが、インカレサークルに入って女性との接点ができたとはいえ、一年坊主で非モテ陰キャかつ童貞な自分がサークル内で彼女を作るのは、想像していた以上に難易度が高いミッションだった。

とはいえ、大学のクラス内で彼女を作るのはもっと難しい。

自分は文系だったが、クラスに女子は少ないし(3~4割程度)、すぐに授業をさぼることを覚えた自分はそもそも真面目に授業に出ていなかった。

その上、クラスの飲み会で中心になるようなイケイケ・陽キャな連中(といっても世間一般でみたら、かなりかわいいものだが)とは、肌感覚的に親しくなれる感じがせず、授業で一緒になったときに申し訳程度に挨拶をする関係でしかなかった。

だが、クラスの中で比較的かわいい子は、そういう連中とつるんでいることが多かった。

そんな状況下で、ろくに授業にも出ていない自分が、クラス内の数少ない(ぼちぼち)かわいい女子と仲良くなれるはずがない。

ではかわいくない子ならいけたのかといえば、当時の自分は多くのモテない男子と同じく、変にプライドだけは高かったので、「こんなかわいくない子と付き合ってもなー」と
なぜか上から目線でいた。

結局、彼女を作れる可能性があったのは、(かなり確率が低いとはいえ)そのインカレサークルくらいだったのだ。

(付け加えると、自分は自分に対して自信がなかったので、同じ大学のインテリな女子よりは、少なくとも頭(というか偏差値)だけは、自分より下の子が良いと思っていた。
だからクラスの女子よりは、サークルの子をメインターゲットにしていた。)

さて、彼女がすぐにできそうな気配はまったくなく、急ぐ必要もなかったのだが、いつ彼女ができてもいいように、準備だけはしておきたい。

当時の自分は、なぜかそんな風に考えていた。

自分には、好きな子相手に童貞を捨てたいという欲求はほとんどなかった。

それよりも、19歳という年齢的にも(一応は)女性を知っている状態で、もたつくことなく未来の彼女との初夜を迎えたい、そんな「段取り」や「事前準備」の方を重視していた。

だから、彼女ができる気配がまったくないにもかかわらず、できるだけ早めに童貞を捨てておかねばならない、という焦りにも似た思いがあった。

――といいながら、半分くらいは、奨学金を使って風俗にいくことが後ろめたかったのだろう。

奨学金を使って風俗に行く口実として、「彼女ができる前に童貞を捨てておかなければならない」という、もっともらしい理由を使った、ともいえる。

いずれにせよ、ファッションヘルスで女体の味を覚えた自分の中で、「次はソープランドに行って、完全に童貞を捨てる」という意志は固まっていた。

 

次は本丸「ソープランド」!

 

あとは予算との兼ね合いである。

当たり前だが本番があるソープランドはヘルスよりも高い。

ろくにバイトもせず、原資が「奨学金」のみである大学生の自分にとって、選択肢はそれほど多くなかった。

その中で閃いたのが「角海老」グループのソープランドである。

最初に体験したヘルスではぼったくられることもなく、写真指名通りのかなりかわいい子が出てきてご満悦な自分だったが、まだ2回目であり、ぼったくりを警戒する気持ちはかなりあった。

その点、角海老のことはなぜか昔からその名前だけは知っていたので、少なくともぼったくり被害にあうことはないだろう、という安心感があった。

それに何より、角海老は、ほかのソープランドに比べて安かった。

たしか最初に行ったヘルス+1万円くらいの値段だ。

お酒の味を覚えて、年中、大学の友人と飲み歩いていた自分は、当然お金に余裕はなく、安さにひかれて角海老に行くことに決めた。

この時は前回のヘルスとは違い、指名や予約はしなかったのだが、その理由は覚えていない。

だが、この手抜きとお金をケチったことが、極めて残念な童貞喪失体験へと
つながることを、当時の自分は知らなかった……。

 

挿入ってこんなもんなん???

 

さて、また銀行から下ろしたばかりの奨学金を握りしめて、19歳の自分は角海老の池袋店へと向かった。

2回目の風俗だったし、なぜか昔からその名前を知っている角海老だったので、ぼったくりを恐れる気持ちはほとんどなかった。

ただただ「女性の秘部に入れるのはどんな感覚なのだろう」とそれだけが興味津々であった。

ソープランドに行ってちょっと面白かったのは、ほかの風俗と違って最初に全額を払うのではなく、お店の兄ちゃんに入浴料を渡し、サービス料は女の子に直接渡すという仕組みだった。

詳しいことは知らないが、日本には売春防止法があるので、建前としてそれに抵触しない形をとるため、このようなやり方になっているのだろう。

店員から、サービス料は女の子に手渡しするように言われ、大人の社会の裏側をちょっとだけ垣間(かいま)見たような気分だった。

さて、今度はどんな子が出てくるのか。

今回、電話指名をしなかったのは前述のとおりだが、なぜか写真指名もせず、完全にお任せにした。

おばさんは在籍していないと店員に言われて安心し、指名料をケチったのかもしれない。

いずれにせよ、個室で待っている自分の前に現れたのは……。

幸い、ものすごいデブス、ではなかった。

普通体型の子ではあった。

だが、19歳の初々しい自分には「子」という言葉を使うことに抵抗を感じるくらいの年齢に見えた。

少なくとも30代前半、もしかしたらそれよりも多少上かもしれない。

めちゃめちゃ不細工、ではないが、お世辞にも綺麗とはいえないし、なんだか話し方も、品も可愛さも感じられない人だった。

後悔先に立たず、ケチらないで、せめて写真指名くらいしておけばよかった……。

(お店の名誉のためにいうと、当時の自分は19歳とまだ相当若かったので、実年齢より大分上に見えてしまっただけかもしれない)

さて、その子とご対面したあとのことは、よく覚えていない。

生理的に嫌悪感を抱くほどではないが、最初のファッションヘルスの時のように、女体を味わうという気分でもなく、促されるままに風呂に入ったり、尺をしてもらったり、マットに横になったり。

そしていよいよ挿入の時が来た。

「ねぇ、早く入れてぇー」

女性経験が少ないことは伝えていたので(というか「童貞」なのだが)、年増子ちゃんはわかりやすいように大げさに股を開いてくれた。

自分も裏モノ動画を教科書として、この日のために大学受験のとき以上にしっかり予習をしていたので、挿入に手間取ることはなかった。

が、しかし……。

(ん? なにこれ? 入れるのって、こんなもんなん???)

もちろん口には出さないが、一所懸命に腰を振りながら、こんな声が頭の中をぐるぐると行ったり来たりする。

もちろん、気持ち良くない、ということはない。

だが、入れれば、天にも昇らんばかりの快楽が得られるものだと勝手に期待していたので、それに比べれば、まさに「拍子抜け」。

何度腰を振ったり、態勢を変えたり、肛門に力を入れてみたりしても、大して変わらない。

女子の秘部には、締まりの良い悪いがあるのは知っていた。

だが、それなりに圧はあるし、締まりが悪いという気もしない。

(うーむ、挿入ってこんなものなのか? それともこの子の膣の問題なのか?)

頭の中はそんな雑念に完全に占拠されていたが、気持ち良くなさそうにするのも相手に申し訳ない。

気を取り直し、雑念を振り払って腰を振ることに専念し、適当なところで果てたのだった……。

 

童貞は捨てたけど……

 

意気込んでいた割には、なんら感慨も感動も快楽もない、拍子抜けするような童貞喪失体験。

快楽という意味では、最初に行ったヘルス嬢のゴムFの方がよほど興奮し、気持ちも良かった。

「入れても大して気持ちよくないじゃないか! 何で世の男どもは、こんなことに現(うつつ)を抜かしているのだろう?Fで十分じゃないか!」

これが率直な感想だった。

とはいえ、彼女の一人もできたことがない身ではありながら、これで一応童貞を捨て、一通りのやり方は覚えたわけで、このことが多少なりとも当時の自分にとって自信になったのは事実である。

そういう意味でも、風俗で童貞を捨てたことはまったく後悔していない。

女の場合は処女膜があって、それが破れる・破れないという物理的な違いもあるが、男の場合は童貞膜なんぞ存在しないし、女性経験があるかないかという、目に見えない違いでしかない。

だからこそ童貞の捨て方なんて本当にどうでもよくて、一定の年齢になったら、どこかでとっとと捨てることに越したことはない。

さて、こんな感じで童貞を捨て、一応は女性の抱き方を覚えたのだが、残念ながら、せっかく身に付けたそのスキルを実践の場で使う機会を得るのは、数年先のことになる。

それについては、また別の機会に書こうと思う。

本日は以上!

 

ABOUT ME
ふりーまん
主に草食男子に恋愛やナンパを教えている「ふりーまん」です! 東京都内の某所在住、年齢はアラフォーです。 全くイケメンでもないし、低身長。 童貞は、大学入学時に初めて手にした奨学金を使い、風俗で即行で捨てましたが、その後、モテるための試行錯誤を続け、色々と経験を積んできました。 その経験を、将来の日本を背負って立つ若者や、仕事一本で生きてきたため婚期を逃してしまった男性達に伝えたいと思い、今の活動をしています!