プロフィール

ブサメンオヤジの童貞喪失物語(前編)

 

とぅーす!

三代目ストナンの【鬼】こと、ふりーまんです!

 

余はいかにして非童貞となりしか

 

童貞を捨てる。

これはモテない男にとって非常に重い課題である。

みんな生まれた時は童貞なのだが、中学くらいを境に、少しずつ差が生まれてくる。

もちろん中坊の頃は、一部のヤンキー以外はほとんど童貞なので問題はない。

(自分の中学の同級生には、女を妊娠・中絶させていたやつもいた。“同級生”と書いたが、もちろんそいつは陽キャなので、陰キャな自分はろくに話をしたこともなかったが……。)

自分が学生だったのはもう20年以上も前なので、今の学生さんの状況はわからんが、最近は草食系男子が増えていると聞くし、昔と今で大きな違いはないだろう。

だが高校を卒業するくらいから、童貞・非童貞の差がだんだんと大きくなってくるわけだ。

さて、自分は高校卒業後、無事、童貞のまま浪人生となった。

さすがに浪人中は、大学受験が、重たい人生の一大事としてのしかかってきていたので、彼女を作るとか、童貞を捨てる等の夢は諦めていた。

その代わりに晴れて大学生になったら失われた青春を取り戻そうと思っていたのである。

 

大学に入ったら、まずは即行で「風俗で童貞を捨てる」と意気込んでいた

 

自分は一浪の末、晴れて第一志望の大学に合格した。

多くの大学生1年生と同じように、自分も「大学生になったのだから、まずは彼女を作るぞ!」と意気込んでいたのだが、彼女ができる前に済ませておかなければならないことがある。

そう「筆下ろし」である。

大半の男は、彼女ができたらその子で童貞を捨てようと考えているが、自分は違った。

いつ彼女ができてもいいように、その準備としてとっとと童貞を捨てなければならない。

そう思っていた。

自分がこういう考えに至った理由をはっきりとは覚えてはいない。

だが自分の中では「昔の男(江戸時代くらい?)は、周りの先輩連中に連れていかれる感じで、女郎屋(≒風俗店)で童貞を捨てていた」というイメージがあった。

この辺りの史実をきちんと調べたことなどないが、司馬遼太郎などの歴史小説にそういうシーンが出てきたように記憶している。

そんなイメージがあったから、風俗で童貞を捨てることにためらいはゼロだったし、「大学に入ったらまずは速攻で、風俗で童貞を捨てる」と、入学前から意気込んでいた。

大学生になったからには、いつまでも「童貞」という身分に安住しているわけにはいかないのだ。

 

奨学金を握りしめ「いざファッションヘルス!」

 

入学前からそんな感じだったので、1回目の奨学金が振り込まるやいなや、早速どのお店に行くのか探し始めた。

その頃すでにインターネットはあったのだが、お店選びで使ったのはコンビニで売っているようなメジャーな風俗情報誌だ。

童貞を捨てるために風俗に行こうと堅く決意はしても、下(シモ)に関わることなので友人や先輩にも相談しにくい。

結局、自分一人でお店を選んだのだが、怖いお兄さんが出てきてぼったくられたり、怪獣のような子が出てきたらどうしよう、という心配はかなりあった。

だから当時はまだ胡散臭い存在だったインターネットの情報より、コンビニで売られているようなメジャーな風俗情報誌の方が安心できると考えたのだろう。

生まれて初めての風俗体験ということもあり、絶対に失敗は許されない。

念には念を入れ、お店を選んだだけではなく、女の子も指名しておくことにした。

店の種類は、脱童貞という目的からしたらソープランドを選ばなければならないことはわかっていた。

だが雑誌をぱらぱらめくっていると、偶然、かなり自分好みの子を見つけてしまったのだ。

その子が働いていたのはソープランドではなく、ファッションヘルス。

「童貞卒はできないが、女慣れにはなるから、まあいいや」ということで、脱童貞は少し先に延ばし、めちゃめちゃ好みの子がいるヘルスに行くことにしたのだった。

さて、心待ちにしていた風俗初体験当日。

初めて触れる女体を想像し、ワクワクが9割、万が一、ぼったくられたらどうしようかという不安が1割で雑居ビルのエレベータに乗る。

ガタついた、狭くてボロいエレベータが目的の階に着くと、すぐ目の前にお店のドアがあり、ノックした。

店員「いらっしゃいませ」
自分「予約していた童貞太郎(…偽名)です」
店員「どうぞお入りください」

店の中は自分が想像していた以上に狭く、安そうな長椅子には先客のおっさんが座っていた。

店員の兄ちゃんにお店のシステム等の説明を受け、自分の時間が来るまで長椅子に座って待つこと10数分……。

「童貞太郎様、お待たせしました」

ついに自分の名前が呼ばれた。

写真で見て、好みの子を指名してはいるが、本当に写真通りの子が出てくるのだろうか?

緊張というよりも、期待と不安が交互に訪れる、そんな感じ。

店員に案内されるがままに薄暗い廊下を進み、女の子が待つ部屋へ。

いよいよ、嬢とのご対面だ。

自分「は、はじめまして、○○さんですよね」
嬢「はじめまして、○○でーす」

お、写真通りでかなり可愛い!

心の中でガッツポーズを作った。

今日はこんなかわいい子にいろいろしてもらえるのか。

胸が躍るとはまさにこのこと。

挿入はなくとも、完全童貞の自分は、こんなかわいい子に触れられるというだけで十分だった。

(↓こんな雰囲気の子だったと記憶している)

どんなプレイをしたのかはさすがに覚えていないが、初めて触れる女体の柔らかさと、ゴム付ではあったが、初めてのFの快楽は、若い童貞には過激すぎるものだった。

自分は若い頃から遅漏気味ではあったが、さすがにその時はお口で果てることができた。

挿入はなくとも、それだけで十二分に大満足だった。

帰り道、与謝野晶子の「柔肌の 熱き血潮に 触れもみで 寂しからずや 道を説く君」という歌を思い出し、「ホントにそうだよなー」と妙に納得している自分がいた。

(「ブサメンオヤジの童貞喪失物語(後編)」へ続く……)

 

 

ABOUT ME
ふりーまん
主に草食男子に恋愛やナンパを教えている「ふりーまん」です! 東京都内の某所在住、年齢はアラフォーです。 全くイケメンでもないし、低身長。 童貞は、大学入学時に初めて手にした奨学金を使い、風俗で即行で捨てましたが、その後、モテるための試行錯誤を続け、色々と経験を積んできました。 その経験を、将来の日本を背負って立つ若者や、仕事一本で生きてきたため婚期を逃してしまった男性達に伝えたいと思い、今の活動をしています!