【ナンパに役立つ読書の時間】『セルフトーク・マネジメントのすすめ』

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今日は【ナンパに役立つ読書の時間】ということで、『セルフトーク・マネジメントのすすめ』(鈴木義幸 著)を紹介する。

 

「セルフトーク・マネジメント」という概念を理解し実践すれば、ナンパに役立つのはもちろんだが、それだけに止まらない。

本書で提唱されているセルフトーク・マネジメントは、「セルフトークを管理することで、自分をコントロールする方法」であり、ビジネスやスポーツ・趣味等の上達、感情のコントロールにも使え、応用範囲は大変広い。

この記事ではその内容を簡単に紹介するが、興味を持ったら、ぜひ本書を読んでみてほしい。

 

(なお、著者の鈴木義幸氏は、コーチングの概念を日本に持ち込み、ビジネスとして確立させた立役者で、コーチングに関する本を多数執筆している人。

現在は、株式会社コーチ・エィという、コーチング会社の代表取締役社長を務めている。

コーチングを行う中でセルフコーチングの手法として、セルフトーク・マネジメントを確立していった、とのこと)

 

 

そもそもセルフトークとは?

 

まず「セルフトーク」という言葉に馴染みのない方も多いと思う。

セルフトークとは「感情や欲求、思考、行動の引き金として、自分の中に生まれる『言葉』」(本書より)である。

 

簡単に言えば「脳内の独り言」だ。

 

このセルフトークが、仕事やスポーツ、勉強、面接、スピーチ等、いろいろな行動のパフォーマンスに大きく影響を与えていて、セルフトークを適切に管理することにより、パフォーマンスを大きく上げることができる。

(なぜセルフトークが生まれるのか、また、自分をコントロールするために、なぜ感情や行動ではなくセルフトークに着目するのかは、本書に書かれているので、興味がある方は読んでみてほしい)

 

この本ではセルフトークを、セルフトーク A (automatic) とセルフトーク B (bear) の2種類に分ける。

 

セルフトークAは、感情を呼び起こし、外部からの刺激に対する「反応」として起こるもの。

セルフトークBは、外部からの刺激に条件反射的に反応するのではなく、理性を呼び起こし、「対応」として行動を導くもの。

 

ざっくりいえば、セルフトーク A はネガティブな感情を生みパフォーマンスを下げるので、これをセルフトーク B に置き換えたり、そもそもセルフトーク A が出ないようにしよう、というのがこの本の主張である。

 

(筆者自身が、“セルフトーク・マネジメントの原型ともなっている”として、本書の中で紹介している『インナーゲーム』という本がある。

『インナーゲーム』の著者ティモシー・ガルウェイは、ハーバード大学でテニス部の主将として活躍したのち、大学院で学習法の研究をしながら、テニスのコーチもしていたが、その中でセルフトークがテニスにパフォーマンスに大きく影響している(セルフトークを減らすほど実際のプレーはよくなる)ことを発見した。

このようにセルフトークを減らしたり、上手くコントロールするという考え方は、スポーツの世界から出てきている。

ナンパの上達のプロセスは学校の勉強よりもスポーツに近い。

そういう点でも、セルフトークをマネジメントするという考え方は、ナンパのパフォーマンス改善に役に立つものだ)

 

 

ナンパにおけるセルフトーク・マネジメントの活用法

 

さて、セルフトーク・マネジメントだが、これをナンパの現場でどう使えるか?

 

まず「セルフトーク・マネジメント」を思い出してほしいのは、地蔵レベルの人。

地蔵する理由の一つが、まさにセルフトークAで頭の中がいっぱいになるからだ。

 

「無視されたらどうしよう」

「声をかけても、そのあと何を話せばいいかわからないし」

「俺なんかが声をかけても迷惑かもしれない」

「てか、そもそもナンパって女性にとっては迷惑だよな」

「声をかけても、成功する気がしないなー」

 

こんな感じのセルフトークAで頭の中いっぱいになったら、テンションも下がり、体も動かなくなるし、声をかけられなくなる。

なんとか気合いで声をかけてもこんな状態だと、女子から見たら99%キョドった人にしか見えないので、気持ち悪くて話を聞く気にならない。

 

だからこそ、まずはセルフトークAをセルフトークBに置き換える必要がある。

 

たとえば、

「ガンシカされても、失うものは何もない」

「周りから『いい歳こいて、何やってるの?』と思われても、周りの連中は自分とは無関係な人だから、どう思われても、何もマイナスもない」

こういうセルフトークに置き換えていくことが大切だ。

 

もちろん、これだけで簡単に地蔵を脱出できるとはいわないが、自分も一瞬声をかけようか迷う瞬間にやっているのはこれである。

 

 

また、地蔵レベルを脱出しても、ガンシカされてイラついたり、連れ出せない、連絡先を交換できないなどで悩む人もいる。

 

こういうときに

「あの女、ガンシカしやがって。態度悪すぎで、マジでムカつく!」

「あー、せっかくちょっと和めたのに、連れ出しも連絡先交換もできなかった。かわいい子だったのにな……」

「また、連れ出し失敗した……。なんか、すんげーイラつくなー」

「やっぱり自分にはナンパなんか無理なんかな……」

などのセルフトークAが生まれるが、これをそのまま放置していると、やる気は落ちるし、その失敗を次に活かすことができずに終わる。

 

だからこそ、

「ガンシカされたけど、相手も急いでいる感じだったし仕方ない。自分も急いでたらガンシカするし」

「ガンシカされたから、無駄に時間を使わなくてすんだわ」

とモチベーションを下げないようなセルフトークBに置き換えたり、

 

「ガンシカされちょっとは粘ったけれど、最初のセリフを無視されたときに弱気になり、その後のセリフも弱弱になったのがダメだった。ガンシカされて、別の言葉を畳みかける際には、もっと強気でいかないと」

「ちょっと和めたのに連れ出しできなかったが、どうすれば連れ出しできただろうか?」

と、課題の認識と改善策の検討につながるセルフトークBに切り替えていかなければならない。

 

そうしないと、モチベーションは下がるし、上達するために何をすべきか考える重要な機会を逃してしまう。

 

 

『セルフトーク・マネジメントのすすめ』 まとめ

 

この本を読んでから自分もセルフトーク・マネジメントを実践しているが、一番大事なのは、自分の頭の中で意図せずに湧き起るセルフトークを第三者的視点で認識することだと思う。

 

認識できていないということは、その事象は存在していないのと同じであり、存在しないものはマネジメントできない。

(このように、第三者的視点から自分の思考や言動、感情などを見つ直すことを「メタ認知」といい、これはナンパの上達でも非常に重要だ)

 

セルフトークは脳内で自然に起こるものなので、それを客観的に認識し、より良いセルフトーク(セルフトークB)に変えていくのはそれなりに根気はいるが、こういうのは継続してやっていくしかない。

ナンパ師なあなたは、ナンパをするために街に出た際に、いろいろなセルフトークが発生するだろうから、まずはそれを第三者的に認識するよう意識するのがよいだろう。

 

かなり駆け足での紹介となったので、この記事だけではよくわからないところもあると思う。

セルフコントロールによりナンパを上達させたい人だけでなく、仕事やスポーツ、学業で最高のパフォーマンスを発揮したいと思う人には、かなり役に立つことが書かれているので、ぜひ読んでみてほしい。

 

 

【追記】

本書の中でも触れられているが、瞑想などもセルフトークを減らすためのものだ。

ただ、瞑想となると、わざわざそのための場所や時間を確保しなければならない。

また日々の活動(ナンパ仕事、スポーツ等)のパフォーマンスを改善するには、瞑想中にセルフトークを減らすだけでは不十分だ。

 

仕事、スポーツ、ナンパ等、あなたが日々取り組んでいる活動の最中に起こるセルフトークAをセルフトークBに置き換えたり、セルフトークそのものを減らさなければ、パフォーマンスは向上しない。

瞑想もセルフトーク・マネジメントも目指すところは同じだと思うが、瞑想が日々の活動と切り離されてしまっているのと違い、本書の主張されているセルフトーク・マネジメントは、日々の活動の質の改善に直結している。

その点、瞑想よりも効果を感じやすいと思う。